ぼくの相撲求道録

北の湖、千代の富士時代からの相撲ファン。横綱双葉山にも興味を持っています。ブログタイトルは双葉山(時津風定次)の著書『相撲求道録』から拝借しました。

2021-11-10から1日間の記事一覧

優等生から「悪役」へ―「横綱白鵬"孤独"の14年」を見て(続)

前の記事で、NHKスペシャル「横綱白鵬"孤独"の14年」を取り上げ、白鵬と双葉山を比較した(以下、写真は同番組から画面を撮影)。 ただ、この記事の中では、あくまで相撲内容に関することだけを取り上げ、意図的に触れなかったことがある。 双葉山が活躍し…

横綱相撲とは――「横綱白鵬"孤独"の14年」を見て

NHKスペシャル「横綱白鵬"孤独"の14年」を見た。 (以下、写真は同番組から画面を撮影したもの) 番組中「横綱の品格とは」と問われて「鬼のように勝ちに行き、土俵を降りれば優しく」 と答える一方「横綱相撲とは」との問いには「勝つこと」と答えた。 「…

送り吊り出し?――決まり手の名称を考える

《相撲四十八手ならぬ八十二手》 2001年より、それまで七十手だった大相撲の決まり手に、新たに十二手が加えられ、八十二手となった。 大相撲 決まり手 大図鑑 全82手《ハンディ版》 ベースボール・マガジン社 Amazon 七十手では分類しきれないものを加えた…

さらば白鵬 さらば「双葉山」の夢

ベースボール・マガジン社『大相撲戦後70年史』17ページより 2004年夏場所、新入幕の白鵬を見たときの印象を忘れることはできない。 十二勝という成績も見事だったが、それだけではない。 朝青龍以上の素質だということはすぐわかった。 これは大相撲史上最…